“似顔絵を描く”能力というのは、”観察認識”、”イメージ化”、”正確に描く”っていう3段階に分かれるのかなとおもいます。
絵を描くのが苦手なんです〜
たまに描くけど、全然下手!
絵を描くのは好きだけど、うまく描けない。
風景とかうまく描けるけど、似顔絵は苦手。
っていう声をよく聞きます。
で、結局は絵(似顔絵)をうまく描けないっていうことですけど、
それぞれ苦手な部分が違うような気がしたので、
絵を描くときに、
物を見て→描く
の間にどのような過程があるのかを考えてみました。
似顔絵を描く時にはまず、
モデルの顔をしっかり観察してそのままの形を認識する必要があります。
これを”観察認識”とします。
その次に、その顔から特徴を捉えて、強調したり、いらない部分を省略したりっていう作業を頭のなかでします。
それを”イメージ化”とします。
そしてその頭の中のイメージを、正確に紙に描きだします。
これを”正確に描く”とします。
これら3つの過程を経て似顔絵が完成するんじゃないかと。
そして、それら3つの過程で必要な能力が個別にあるんじゃないかと。
ちなみに、
デッサンやスケッチなど=見たものをそのまま描く
のは
↓
このように、イメージ化をしないで認識した形をそのまま描き出す感じ。
そして、何も見ずに描くイラストは
頭のなかで記憶したものをイメージ化したものを描く感じ。
こう考えると、絵を描くのがうまくなりたいっていう時に、この3つの能力を鍛えたいですよね。
ただ、”似顔絵を描く”と”イラストを描く”は、自分がこの3つの能力があると把握することがいまいち難しいです。
なぜなら、
”似顔絵を描く”は最初のモデルの顔と描き出した絵がを比べてなんか違うってなった時も
どこが足りないのかが把握しづらい
↓↓
“イラストを描く”もそうですね
↓↓
デッサンは、最初と最後が一致していなければ、
少なくとも”観察認識”か”正確に描く”のどちらかに絞られるし、
同じならOKっていう正解があるので、鍛えやすいですよね。
最初と最後がどんどん同じものになっていくのもわかり、やる気も出やすいんじゃないかなと。
また2つの能力だけなので、集中的に鍛えられますね。
↓↓
ある程度”観察認識”か”正確に描く”が鍛えられれば、似顔絵やイラストを描いたときに、
やっぱりうまく描けなかったら、”イメージ化”ができていないって分かることができます。
↓↓
ということで、何はともあれうまくなるにはまず「デッサン頑張れ」っていうことになりました。
結局、昔っから言われ続けていることに行き着いちゃいましたね。
いろんな健康法が世の中で流行っていっても、結局は
・バランスの良い食事
・適度な運動
・十分な睡眠
の3つに行き着くのと同じですね☆
僕もデッサン頑張ります〜
最近は北斎漫画のkindle版がの無料サンプルが結構なボリュームなので、
ちょいちょいスケッチしています。
まあ、上記のことはあくまで僕の感覚的なものなので気にしないでください。
めちゃめちゃうまくてかわいい似顔絵やイラストを描くけどデッサン嫌い〜っていう人もいますので(^^;)
お風呂の中でぼんやり考えていた、独り言でした。
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